画竜点睛を衝く@mapyo

日々やった事をつらつらと書くブログです

エンジニアになりたい。

このブログを見て、改めて悔しさがこみ上げて来た。

http://wise9.jp/archives/4680

俺はエンジニアになりたかった。SI的なものではなく、自分たちで提案して開発が出来るソフトウェア開発がしたかった。
当時の自分の中ではハードウェアに組み込まれているソフトウェア開発ならそれが出来そうかとも考えていた。

一方で、地元にも残りたいという気持ちもあった。

悩んだあげく、地元の企業を選択することに決めた。
地元のメーカーだが、一部ハードと連携して動くソフトウェア開発を行っている部署があった。
しかし、総合職採用のため、最悪ソフトウェア開発とは全く違う仕事をする事になるかもしれないという、懸念はあった。
転勤で県外に出て機器のメンテナンスをする可能性もあった。

だが、一応院卒だしソフトウェア開発の仕事につけるだろう。もしその部署がダメでも社内SE的な部署に配属されるだろう。
と、安易な考えをもってその会社へ入社を決めた。




実際はどうだったか。社内SE的な部門に配属された。
言語はCOBOL。汎用機。黒画面に緑の文字。

自分が学生の頃、思い描いていたものとは全く違う内容に衝撃を受けた。
普通に就職して、オープン系の開発をやっている友人に対して、どれほどうらやましいと思ったことか。
どれほど悔しい思いをした事か。


さらに、院卒でも普通に転勤で県外に行き、機器のメンテナンスをやっているという情報が耳に飛び込んできた。
この状況で、さらにITの仕事から外れるという事は、絶望を感じさせた。



しかし、それはすぐに現実になった。
就職してから、丁度1年後。俺は転勤になった。機器のメンテナンスになった。ITの仕事からは完全に離れる事になった。
転勤の1ヶ月前に、それは部長より、言い渡された。

その瞬間号泣した。今まで積もり積もっていた不安と、それが現実になった事で抑えていたものがはじけた。
人前で号泣したのは久しぶりかもしれない。。。
家に帰る途中に、コンビニに車を停めて号泣したのを覚えている。




転勤になってから、とりあえず機器のメンテナンス見習いになった。それまでとは全く違う環境に苦労した。
1ヶ月は環境になれようと思って、転職活動は抑えていた。


そして、1ヶ月たった後に転職活動を開始した。その中で受けた1社がこの会社だった。
結果は落ちた。。。リクナビネクストで申し込んだが、何も返事がないままだった。。。



この会社を受けるという事で、社長のブログを読もうと思い、RSSに登録した。
落ちた時の悔しさを忘れないようにしようと思い、それ以来、ずっと読んでいる。
まぁ、普通に面白いのだが。


その後、俺はとある企業の社内SEに採用が決まり、見事転職を成功させた。

COBOLではなく、smaltalkとか、PL/SQLとか、SQLとか扱うようになって、前の会社の社内SEに比べるといい環境だとは思う。


しかし、社内SEなのだ。人によって、価値観は違うのでなんとも言えないが、いわゆる、スタッフ職なのだ。
社内の人の為に働くのだ。




やはり、今でも普通に就職してエンジニアをやっている同級生達がうらやましい。
学生時代はプログラミング能力も同じくらい?だった。。。と思うが、今では天と地程の差があると思う。


新しい事をどんどん取り入れて、自分の技術力を高めていきたい。
その分野の頂点に立つことは出来なくとも、知人の中ではトップを行きたい。




。。。逆に1つ思う事がある。
本当にエンジニアになりたいのなら、寝る間も惜しんでコードを書いたり、
技術について深く勉強したり、何か人に見せられるようなものを作っているはずではないのか?と。



確かにそうだ。エンジニアになりたい。ギークになりたい。ハッカーになりたい。
すんごい人々のブログを読んで、憧れの気持ちばかり先行していて、何も実際の行動に移してはいないのではないか。。。
全くじゃなくて、多少は行動に移しているけども。。。


中途半端。やるなら徹底的に。何かを犠牲にするくらいの気持ちで挑むべきではないのか。


でも実際、何をやればいいのかわからない。ふらふらとjavascriptをやったり、Pythonをやろうとしたり、Androidアプリを作ろうとしたり、中途半端にいろいろやってきた。


こんな俺が、エンジニアとして成功出来る時はくるのだろうか。成功とは何か。どういう事をさすのか。
わからない。


しかし、これだけは確かだ。


エンジニアになりたい。なれなくて、非常に腹の底から悔しい。
この想いを常にキープして、何事も全力投球すれば、次第に道は開けてくるものなのか。。。



まとまりそうにないので、この辺で止めておく。